センシティブ属性の理解
問題
センシティブ属性に関する次の記述のうち、誤りを1つ選べ。
解説
「センシティブ属性」とは、人種、信条、性別、社会的身分、病歴など、これらを理由として不当な差別や偏見を引き起こす恐れのある個人の属性情報です(個人情報保護法の「要配慮個人情報」などと密接に関連します)。
AIの予測モデル(採用、与信、再犯予測など)にこれらの属性を入力データとして安易に使用すると、差別的な判断を自動化してしまうリスクが高いため、実務では意図的に除外するなどの慎重な取り扱いが求められます。
1. センシティブ属性には人種・宗教・性別などが含まれる。
正しい:本人の人種、国籍、宗教・信条、性別、年齢、障害の有無などがセンシティブ属性の代表例であり、これらに基づく差別は法律や倫理で固く禁じられています。
2. センシティブ属性はAI利用時に慎重な扱いが求められる。
正しい:センシティブ属性を用いてAIが推論を行うと、結果的に不当な差別を生むリスクがあるため、倫理的ガイドライン等に沿った極めて慎重な取り扱いが必要です。
3. センシティブ属性はAIの公平性問題と密接に関係する。
正しい:AIの予測結果が特定のセンシティブ属性によって有利・不利に働いていないかを測ることが、AIの「公平性」を担保するための中心的な評価プロセスとなります。
4. センシティブ属性はAIでは自由に利用してよいとされている。
誤り:センシティブ属性の自由な利用は認められていません。個人情報保護法上の取得制限や、AI倫理の公平性の観点から、むしろ厳格に利用を制限・管理すべき情報とされています。
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