匿名加工情報の理解
問題
匿名加工情報に関する次の記述のうち、誤りを1つ選べ。
解説
「匿名加工情報」とは、特定の個人を識別できないように個人情報を加工し、かつ、元の個人情報を復元できないようにした情報のことです。
本人の同意を得ることなく目的外利用や第三者への提供が可能になるため、ビッグデータの利活用やAI学習データの共有において極めて重要な仕組みです。ただし、加工方法の基準遵守と、作成・提供時の公表義務が課されます。
1. 匿名加工情報は復元できないように加工されている。
正しい:個人を特定できないよう加工するだけでなく、元の個人情報を一切復元できないようにすることが匿名加工情報の要件です。
2. 匿名加工情報は第三者提供が可能である。
正しい:作成した旨や提供する項目、提供方法を公表するなどのルールを守れば、本人の同意なしに第三者提供が可能です。
3. 匿名加工情報では個人識別符号を削除する必要がある。
正しい:特定の個人を識別できないようにするため、氏名や個人識別符号などは削除、または別の文字列等へ置換する必要があります。
4. 匿名加工情報は事業者内部であれば復元してもよい。
誤り:匿名加工情報は、元の個人を特定するために他の情報と照合して復元しようとすること(識別行為)が法的に禁止されています。社内であっても禁止です。
📚 より詳細を学びたい方へ
同じカテゴリの問題
- 個人情報の定義
- 個人識別符号の理解
- 個人データの取り扱い
- 保有個人データの理解
- 匿名加工情報の理解
- 仮名加工情報の理解
- 要配慮個人情報の理解
- 利用目的の通知義務
- 第三者提供のルール
- GDPRの基本理解
- 著作物の創作性の理解
- AI生成物の著作権の成否
- 著作権侵害とデータ利用
- 利用規約とライセンスの理解
- 著作権法30条4の理解
- 発明と自然法則の理解
- 新規性の理解
- 進歩性の理解
- 特許権と営業秘密の違い
- 職務発明の理解
- 実施権の理解
- 営業秘密の三要件
- 限定提供データの制度趣旨
- 不正競争防止法と特許権の違い
- 独占禁止法におけるAIの論点
- 営業秘密と限定提供データの違い
- AI開発の契約形態に関する理解
- NDA(秘密保持契約)の目的
- 契約ガイドラインの活用
- PoCの意義と契約
- 精度保証と免責事項
- SaaSと知的財産権の扱い
- データ利用権の契約上の扱い
- 保守契約の役割
- 探索的段階型プロセスの理解
- 利用規約の役割
- AI倫理の基本原則に関する理解
- AIガバナンスの目的
- ソフトローとハードローの違い
- リスクベースアプローチ
- プライバシー保護とライフサイクル
- プライバシー・バイ・デザインの概念
- カメラ画像利活用ガイドブックの内容
- 公平性の定義に関する理解
- アルゴリズムバイアスの理解
- サンプリングバイアスの理解
- センシティブ属性の理解
- 代理変数のリスク


