ELIZAの特徴
問題
ELIZA(イライザ)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選べ。
解説
ELIZA(イライザ)は、1966年にジョセフ・ワイゼンバウムによって開発された初期の自然言語対話プログラム(チャットボットの祖先)です。
特に心理療法士(ロジャリアン・セラピスト)を模したスクリプト「DOCTOR」が有名で、ユーザーの入力文に含まれるキーワードを単純なパターンマッチングで拾い上げ、オウム返しや定型的な質問で返すだけの仕組みでした。
しかし、多くのユーザーが「AIが本当に自分の言葉を理解し、共感してくれている」と錯覚したこと(イライザ効果)で歴史に名を残しました。
1. ELIZAはパターンマッチングに基づく初期の自然言語処理プログラムである。
正しい:ELIZAは、現代のような複雑な意味理解を行わず、あらかじめ用意されたルールとキーワードのパターンマッチングのみで対話を成立させていました。
2. ELIZAは深層学習を用いて自然言語を理解した。
誤り:ELIZAが開発されたのは1966年であり、深層学習(ディープラーニング)や高度な自然言語処理技術が確立されるよりもずっと前のことです。
3. ELIZAは音声認識を用いて対話を行った。
誤り:ELIZAはテレタイプ端末(キーボードとプリンタ)などを通じてテキストベースで対話を行うシステムであり、音声認識技術は使われていません。
4. ELIZAは専門家レベルの診断を行うエキスパートシステムである。
誤り:ELIZAは対話の「表面的な振る舞い」を模倣したものであり、専門知識に基づく論理的な推論や診断を行うエキスパートシステム(MYCINなど)とは異なります。
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