Mini-Max法の理解
問題
Mini-Max法に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選べ。
解説
Mini-Max(ミニマックス)法は、チェスやオセロのような「二人零和有限確定完全情報ゲーム」において、次に指すべき最適な手を決定するための基礎的な探索アルゴリズムです。
「自分がスコアを最大化(Max)する手を打つとき、相手は常に自分のスコアを最小化(Min)する(=相手にとって最善の)手を打ってくる」という前提のもと、数手先まで局面を読んで評価値を見積もります。
AIのゲームプレイにおける探索アルゴリズムの原点であり、後に計算量を減らす「α-β法」などへと発展する重要な基本概念です。
正しい:Mini-Max法の基本原理です。自分が有利になる(評価値最大)手を常に選ぶ一方で、相手も自分にとって最も不利になる(評価値最小)手を選んでくると仮定して、最善手を探策します。
誤り:Mini-Max法は、可能な全ての手を先読みして評価値を計算する決定論的な探索手法です。ランダムな手を選ぶ要素や、確率的に解を求める(モンテカルロ木探索など)手法ではありません。
誤り:Mini-Max法は、特定の深さ(手番の先読み数)まで盤面の状態を展開し、末端の評価値を下から上へ引き上げて計算するため、一般的には「深さ優先探索」を用いてメモリ効率良く実装されます。「必ず幅優先探索を用いる」は誤りです。
誤り:Mini-Max法は「一方の利益がもう一方の損失となる」対立構造を持つ「二人零和ゲーム(ゼロサムゲーム)」で最適戦略を求めるための手法であり、協力ゲームには使われません。
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