Encoder-Decoder Attentionの理解
問題
Encoder-Decoder Attention(Source-Target Attention)について、以下の記述のうち誤りを1つ選べ。
解説
TransformerなどのSeq2Seq(系列変換)モデルにおいて、Attention機構には主に2つの使われ方があります。
1つは同じ文章内での関係性を計算する「Self-Attention(自己注意)」、もう1つが「Encoder-Decoder Attention(ソース・ターゲット注意)」です。
後者は、例えば機械翻訳において、Decoderが「日本語(出力文)」を生成する際に、Encoderが処理した「英語(入力文)のどの単語に注目すべきか」を参照するための架け橋となる極めて重要な仕組みです。
正しい:Encoderが入力文から抽出した情報(特徴ベクトル)と、Decoderがこれまで生成した出力情報(内部状態)とを結びつける働きをします。
正しい:Decoderが次の単語を予測する際、「元の入力文(ソース文)のどの部分が重要か」を確率的に計算(参照)しながら生成を進めます。
誤り:Self-Attentionは「入力文の中だけ」または「出力文の中だけ」で完結する仕組みですが、Encoder-Decoder Attentionは「入力文(Encoder出力)」と「出力文(Decoder内部状態)」という2つの異なる系列間の対応付けを行います。
正しい:Transformerのアーキテクチャにおいて、Decoderブロックの中間層に配置され、Encoderの最終出力結果を受け取ってAttentionを計算します。
📚 より詳細を学びたい方へ
同じカテゴリの問題
- TPUの理解
- ノーフリーランチの定理の理解
- 全結合層の特徴に関する問題
- 全結合層のパラメータ数に関する問題
- 畳み込み層の役割に関する問題
- カーネル(フィルタ)の理解
- パディングの目的
- 特徴マップの理解
- CNNの構造に関する問題
- Depthwise Separable Convolution
- Dilation Convolution の理解
- 全結合層と畳み込み層の違い
- バッチ正規化(Batch Normalization)の理解
- 正規化層の役割に関する問題
- プーリング層の役割に関する問題
- 最大値プーリングと平均値プーリングの理解
- グローバルアベレージプーリング(GAP)の特徴
- スキップ結合の役割に関する問題
- Residual Network(ResNet)の特徴
- 回帰結合層の理解
- RNNの特徴に関する問題
- LSTMのゲート構造
- GRUの特徴に関する問題
- 双方向RNNの理解
- Attentionの役割に関する問題
- Self-Attentionの特徴
- Multi-Head Attentionの理解
- Transformerの構造に関する問題
- Encoder-Decoder Attentionの理解
- Seq2SeqとAttentionの関係
- オートエンコーダの基本理解
- 積層オートエンコーダの特徴
- 次元削減とオートエンコーダ
- 変分オートエンコーダ(VAE)の理解
- データ拡張の基本理解
- 画像データ拡張手法の理解
- テキストデータの拡張手法


