全結合層の特徴に関する問題
問題
全結合層(Fully Connected Layer)について、以下の記述のうち誤りを1つ選べ。
解説
全結合層(Fully Connected Layer)は、多層パーセプトロン(MLP)の基本となる構造であり、ある層の「すべての入力ノード」が次の層の「すべての出力ノード」と結合(重み付け)される層です。
最終的な判断(犬か猫かの分類など)を下す出力層の前によく使われます。ただし、画像をそのまま全結合層に入力すると、縦・横・斜めといった「空間的な位置関係(局所的な特徴)」の情報が失われてしまうという大きな弱点があります。
1. 全結合層は入力のすべてのノードが出力のすべてのノードと接続される。
正しい:「Fully Connected」の名の通り、前の層の全ノードと次の層の全ノードが互いにすべて接続される構造です。
2. 全結合層はパラメータ数が多くなりやすい。
正しい:すべてのノード同士を接続するため、「入力ノード数 × 出力ノード数」の重みパラメータが必要になり、パラメータ数が非常に大きくなりやすいのが特徴です。
3. 全結合層は画像の位置関係を保持したまま特徴を抽出する。
誤り:画像を全結合層に入力する際は、1列の一次元データ(ベクトル)に変換(平坦化:Flatten)してしまうため、ピクセル同士の縦横の「位置関係」は完全に失われます。
4. 全結合層は分類タスクの最終層としてよく使われる。
正しい:CNNなどにおいて、畳み込み層で抽出した特徴量を元に、最終的にどのクラスに属するかを判定(分類)する出力層の手前で用いられます。
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