Depthwise Separable Convolution
問題
Depthwise Separable Convolution について、以下の記述のうち誤りを1つ選べ。
解説
Depthwise Separable Convolution(深さ方向に分離可能な畳み込み)は、スマートフォンなどの計算資源が限られた環境向けに開発された「MobileNet」などで使われる、計算量とパラメータ数を劇的に削減する手法です。
通常の畳み込みが「空間方向(縦横)」と「チャンネル方向(RGBなど)」の特徴を一度にまとめて計算するのに対し、これを「空間方向のみの畳み込み(Depthwise)」と「チャンネル方向のみの畳み込み(Pointwise:1×1畳み込み)」の2段階に分離することで、計算コストを大幅に落としています。
1. Depthwise Separable Convolutionは計算量を削減できる。
正しい:計算の複雑さを通常の畳み込みの約1/8〜1/9程度に抑えることができるため、エッジデバイス向けの軽量化に極めて有効です。
2. Depthwise Convolutionは各チャンネルごとに独立して畳み込みを行う。
正しい:第1段階であるDepthwise Convolutionでは、入力の各チャンネル(R、G、Bなど)ごとに別々のフィルタを適用し、空間的な特徴だけを抽出します。
3. Pointwise Convolutionは1×1の畳み込みでチャンネル方向の結合を行う。
正しい:第2段階であるPointwise Convolutionでは、1×1のフィルタを用いて、抽出された各チャンネルの情報を横断的に結びつけ(統合し)ます。
4. Depthwise Separable Convolutionは通常の畳み込みよりパラメータ数が増える。
誤り:空間とチャンネルの計算を分離することで、掛け算の組み合わせが大きく減るため、パラメータ数と計算量は通常の畳み込みよりも「大幅に減少」します。
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