CNNの構造に関する問題
問題
畳み込みニューラルネットワーク(CNN)の構造について、正しい記述を1つ選べ。
解説
畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Network)は、画像認識において圧倒的な成果を上げたディープラーニングの代表的なアーキテクチャです。
一般的に、画像から局所的な特徴を抽出する「畳み込み層」、位置のズレを吸収し情報を圧縮する「プーリング層」、そして抽出された特徴を元に最終的な判断(分類など)を行う「全結合層」の3つの異なる層を組み合わせて構成されます。
1. 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)は全結合層のみで構成される。
誤り:全結合層のみで構成されたネットワークは「多層パーセプトロン(MLP)」です。CNNの主役はあくまで特徴を抽出する畳み込み層です。
2. 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)は畳み込み層・プーリング層・全結合層で構成される。
正しい:「畳み込み層」と「プーリング層」を交互に繰り返して特徴を抽出し、最後に「全結合層」で予測をまとめるのがCNNの典型的な基本構造です。
3. 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)は画像の位置情報を完全に破壊する。
誤り:画像を平坦化(Flatten)せずに2次元のまま処理を行うため、ピクセル同士の縦横の「位置情報(空間的構造)」を保持できるのがCNNの最大の強みです。
4. 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)は時系列データには適用できない。
誤り:CNNは画像(2次元)だけでなく、音声波形やセンサーデータなどの時系列データ(1次元)に対しても「1次元畳み込み(1D CNN)」として広く適用されます。
📚 より詳細を学びたい方へ
同じカテゴリの問題
- TPUの理解
- ノーフリーランチの定理の理解
- 全結合層の特徴に関する問題
- 全結合層のパラメータ数に関する問題
- 畳み込み層の役割に関する問題
- カーネル(フィルタ)の理解
- パディングの目的
- 特徴マップの理解
- CNNの構造に関する問題
- Depthwise Separable Convolution
- Dilation Convolution の理解
- 全結合層と畳み込み層の違い
- バッチ正規化(Batch Normalization)の理解
- 正規化層の役割に関する問題
- プーリング層の役割に関する問題
- 最大値プーリングと平均値プーリングの理解
- グローバルアベレージプーリング(GAP)の特徴
- スキップ結合の役割に関する問題
- Residual Network(ResNet)の特徴
- 回帰結合層の理解
- RNNの特徴に関する問題
- LSTMのゲート構造
- GRUの特徴に関する問題
- 双方向RNNの理解
- Attentionの役割に関する問題
- Self-Attentionの特徴
- Multi-Head Attentionの理解
- Transformerの構造に関する問題
- Encoder-Decoder Attentionの理解
- Seq2SeqとAttentionの関係
- オートエンコーダの基本理解
- 積層オートエンコーダの特徴
- 次元削減とオートエンコーダ
- 変分オートエンコーダ(VAE)の理解
- データ拡張の基本理解
- 画像データ拡張手法の理解
- テキストデータの拡張手法


