ウォード法の理解
問題
ウォード法に関する記述として正しいものを1つ選べ。
解説
ウォード法(Ward法)は、教師なし学習における「階層型クラスタリング」の代表的なアルゴリズムの一つです。最初、すべてのデータをそれぞれ1つのクラスタとみなし、似ている(距離が近い)クラスタ同士を順番に結合していきます。
ウォード法では、結合した後のクラスタ内のデータのばらつき(平方和)の増加量が「最も小さくなる」組み合わせを選んで統合していくのが特徴です。
デンドログラム(樹形図)を用いて分類の過程を視覚化でき、マーケティングの顧客分析などで活用されます。
1. ウォード法はクラスタ間の距離増加を最小化するように統合する
正しい:クラスタを統合した際に、クラスタ内の分散(平方和)の増加が最小になるような2つのクラスタを選んで統合していくのがウォード法の特徴です。
2. ウォード法はクラスタ数を自動で決める
誤り:階層型クラスタリングでは、統合の過程を樹形図(デンドログラム)として出力し、分析者が任意の高さ(距離)で図を区切ることでクラスタ数を決定します。
3. ウォード法は非階層型クラスタリングである
誤り:ウォード法は、木構造(階層構造)を作りながらデータを結合していく「階層型クラスタリング」の手法です。非階層型クラスタリングの代表例はk-means法です。
4. ウォード法は中心点を更新してクラスタを決める
誤り:中心点(重心)を繰り返し更新してクラスタを決定するのは、非階層型クラスタリングである「k-means法」の特徴です。
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