ブートストラップサンプリングの理解
問題
ブートストラップサンプリングに関する記述のうち誤りを1つ選べ。
解説
ブートストラップサンプリング(Bootstrap Sampling)は、統計学や機械学習(特にバギングやランダムフォレスト)で使われるデータ抽出手法です。
手元にある $N$ 個のデータから、ランダムに1つデータを取り出し、それを「元に戻して(重複を許して)」再び抽出する、という作業を $N$ 回繰り返して、新しいデータセットを作ります。
取り出されないデータがある一方で、複数回取り出されるデータも存在するため、「少しずつバリエーションの異なる複数のデータセット」を人工的に作り出すことができます。
1. 元データから重複ありでランダム抽出する
正しい:抽出したデータを袋に戻してから次のデータを引く(復元抽出)ため、同じデータが「重複して(複数回)」選ばれることが許容されるのが最大の特徴です。
2. 元データと同じサイズのサンプルを作る
正しい:元のデータセットに100個のデータがあれば、復元抽出を100回繰り返して、「サイズが同じ(100個)の新しいデータセット」を作成するのが標準的です。
3. 重複なしでデータを抽出する手法である
誤り:「重複なし(非復元抽出)」でデータを取り出すと、最終的に元のデータセットと全く同じものができてしまいます。ブートストラップは「重複あり(復元抽出)」で行います。
4. バギングでよく使われる再サンプリング手法である
正しい:アンサンブル学習の「バギング(Bootstrap Aggregating)」において、多様な弱学習器を作るための土台となる重要なデータ再サンプリング手法です。
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