UCB方策の理解
問題
UCB方策に関する記述として正しいものを1つ選べ。
解説
UCB(Upper Confidence Bound:上限信頼区間)方策は、探索と活用のバランスを取るためのアルゴリズムです。
単純なランダム探索(ε-greedyなど)とは異なり、「これまでに得られた報酬の平均値(期待値)」だけでなく、「その行動を試した回数が少ないことによる不確実性」も計算に加味して行動を選びます。
つまり「まだよく分かっていない(不確実性が高い)行動」を優先的に試す仕組みであり、Web広告の最適化やレコメンドエンジンで「効率よく当たりを見つける技術」として実務で多用されます。
1. UCBは不確かさを考慮して行動を選ぶ
正しい:各行動の期待値に加えて、試行回数が少ない行動ほど大きくなる「不確かさ(信頼区間の上限)」をボーナスとして加算し、その合計値が最大の行動を選びます。
2. UCBは大多数の行動をランダムで選ぶ
誤り:ランダムに選ぶのではなく、数学的に計算された「期待値+不確かさ」のスコアに基づいて論理的に次の行動を決定します。
3. UCBは探索を行わない
誤り:不確かさが大きい(あまり試していない)行動のスコアを高く評価することで、効率的に「探索」を行うための手法です。
4. UCBは報酬を使わずに計算される
誤り:各行動のスコアを計算するためには、過去の試行で得られた「報酬の平均値」を利用するため、報酬データは必須です。
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