平均二乗誤差(MSE)の特徴
問題
平均二乗誤差(Mean Squared Error)に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。
解説
平均二乗誤差(MSE:Mean Squared Error)は、売上予測や温度予測など、連続する数値を予測する「回帰タスク」で最も一般的に使われる誤差関数(損失関数)です。
AIの「予測値」と「正解値」の差(誤差)を「二乗」してから、すべてのデータについての平均をとります。
二乗するため、誤差が2倍になればペナルティは4倍に、誤差が10倍になれば100倍になるという性質があり、正解から大きく外れた予測(外れ値)に対して非常に厳しいペナルティを与えるのが特徴です。
1. MSEは誤差を二乗するため、小さな誤差を強くペナルティする。
誤り:誤差を二乗するため、例えば誤差0.1は0.01になりペナルティは小さく評価されます。逆に誤差10は100になるため「大きな誤差を強くペナルティする」のが正しい性質です。
2. MSEは分類タスクで最もよく使われる誤差関数である。
誤り:分類タスク(犬か猫かを当てる等)には「交差エントロピー誤差(Cross Entropy Loss)」が一般的に使われます。MSEは「回帰タスク(数値を当てる)」で使われます。
3. MSEは外れ値に敏感であり、大きな誤差を重く扱う。
正しい:誤差を二乗するため、1つの極端に大きな誤差(外れ値)があるとMSE全体の数値が大きく跳ね上がり、モデルの学習がその外れ値に引きずられやすくなります。
4. MSEは誤差を絶対値で評価するため、勾配が安定しやすい。
誤り:誤差を絶対値で評価する(二乗しない)誤差関数は「平均絶対誤差(MAE:Mean Absolute Error)」と呼ばれます。
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