ブルートフォース(力任せ探索)
解説
ブルートフォース(力任せ探索)とは、考えられる全ての選択肢をしらみつぶしに(総当たりで)試していく、最も単純で原始的な探索手法です。
「確実」だが「終わらない」
例えば、4桁の暗証番号を「0000」から「9999」まで順に試せば、いつかは必ず正解にたどり着きます。このように「解が存在すれば必ず発見できる(完全性がある)」のが最大の特徴です。
しかし、桁数が10桁、20桁と増えると、計算回数が指数関数的に増大し、スーパーコンピュータを使っても何億年もかかる状態になります(組み合わせ爆発)。これを解決するために、ヒューリスティック探索(A*など)のような効率化手法が開発されました。

G検定対策
出題ポイント
- 別名:しらみつぶし探索、全探索。
- 分類:「盲目的探索(Blind Search)」の一種。ヒューリスティック(経験則)を使わない。
- 特徴:解の発見は保証されるが、計算コストが膨大であり、現実的でない場合が多い。
よくあるひっかけ問題
- × ブルートフォースは、効率的に最短経路を見つけるアルゴリズムである
(解説)「効率的」ではありません。全ての可能性を検証するため、最も非効率です。 - × A*アルゴリズムの一種である
(解説)逆です。A*は「推測(ヒューリスティック)」を使って効率化しますが、ブルートフォースは使いません。
