探索木(Search Tree)
解説
探索木(Search Tree)とは、問題解決において、「現在の状態」から可能な「次の状態」への分岐を、木(ツリー)の構造で表現したものです。
構成要素(ノードとエッジ)
探索木は主に以下の要素で構成されます。
- ノード(節):「状態」を表す点。一番上の出発点を「根(ルート)」、末端を「葉(リーフ)」と呼びます。
- エッジ(枝):ある状態から次の状態へ移るための「行動」や「選択」を表す線。
例えば、迷路において「交差点をノード」、「通路をエッジ」と見立て、スタート(根)からゴール(葉)までの経路を探すのが探索木の役割です。この木をどのように辿るかによって、「幅優先探索」や「深さ優先探索」、あるいは「A*探索」などの異なるアルゴリズムに分類されます。

G検定対策
出題ポイント
- 定義:問題の状態空間(ありうる全てのパターン)を木構造で表現したもの。
- 構造:「ノード=状態」「エッジ=行動」という対応関係。
- 関連アルゴリズム:ブルートフォース(しらみつぶし)、ヒューリスティック探索など。
よくあるひっかけ問題
- × 決定木(Decision Tree)と同じものである
(解説)試験で最もよくある間違いです。「決定木」はデータを分類するための機械学習モデル(教師あり学習)であり、「探索木」はゴールへの経路を探すためのデータ構造(探索アルゴリズム)です。名前は似ていますが別物です。
